思い出

『福島県の裏磐梯にあるグランデコスノーリゾートでボードのクロスレースをスキー場主催で開催しており、今回スキー場からの提案で新たに「スノーバイククラス」を作ってくれるとのことです。』

最初はバンクドスラロームなんて呼ばれてて
その後ボーダークロスという呼び名が生まれて
ボードの大会といえばアルペンかワンメイクぐらいしかなかった当時
だんだんボーダークロス人気が高まって
あっちこっちのスキー場で大会が催されていました。

確かグランデコの１回大会ぐらいだったと思うけど行った記憶がある
現地でコースをインスペして
　「なんじゃこりゃ？」

コース幅がとにかく狭い
横にライダー２人ぐらい通れる幅しかなく
おまけにコース脇にはエスケープゾーンは全く無し
各セクションが異常に近く
まるで迷路を滑り降りるような感じ

当時まだボーダークロスという競技ができたばかりで
コース設定の知識が普及してない事もあったんですけど
ローカルな大会に行ったりするとスキー場スタッフがコース造ってみました
みたいな大会が結構あった

レースの方は案の定
そんなコースに６～８人のライダーが一斉に突っ込んでくわけですから
各ヒートでゴチャゴチャ・グチャグチャ
まるで障害物（こけたライダー＆突っ込むライダー）乗り越え競技
みたいになっちゃってましたけど
当時はそれでもみんな楽しんでやってました。

今ではセクションの配置や安全性を考えて
コースは造られるようになってますけど
残念ながらめっきり大会数が減っちゃってます
今となっては懐かしいボーダークロス・バブルな時代。